PUJOL [メキシコシティ]
メキシコ赴任前にいただいた書籍「メキシコ料理大全」。タコスやサルサなどメキシコ料理一つ一つをレシピとともに、その地域の食文化や背景などが細かく解説されて、とても勉強になります。作者は広尾のメキシコ料理店「サルシータ」のオーナーシェフ。最近テレビドラマ「孤独のグルメ」でも井之頭がこの店に行ってましたね。
その中にPUJOLというレストランが紹介されていて、ずっと前から気になっていました。ご縁は無いだろうと思っていたのですが、偶然にも直前にキャンセルが出て行くことができました。もう信じられない。嬉しい。
ポランコ地区にあるPUJOLは一軒家の店構えでラグジュアリー感た~っぷり。店内は木をあしらったモダンなインテリアですっごいオシャレ。
ラグジュアリーなレストランなのに従業員たちは皆さん気取ることなく明るくフレンドリーなのでリラックスして楽しめます。
Botanas (スナック)
左: ゴルディータ
右: トウモロコシ(蓋を開けた瞬間ふわ~っとスモークの煙と香りが立ち上り、なんとも細かな演出。)
前菜
左: スズキのセビーチェ(日本のお刺身って感じです。ぷりっぷり。) 右: タコとベラクルスソース
ロブスターのトルティーヤ製パイ包風。
メインコースは
子羊とミント・モレ・ソース。美味
そしてお店ご自慢のモレ・ソース。モレソースとはメキシコを代表する独自のソースでカカオを使用しているため色は茶色です。主に肉料理のソースとして使用されることが多いのですが、チョコレートとは言っても甘味は無くむしろピリ辛味。
写真中央の薄色のモレは新しいもので、円周の濃い色の方は1563日寝かせたモレだそう。日本の信州味噌を思わせる少し塩気のあるコクと深みがある奥行きのある味わいで、初めてモレソースが美味しいっ!って思いました。すっごい手間暇かけて作っているんだろうなぁと思います。すごい~。
そしてデザート・ターイムはお庭に移動。
そしてこのマンゴーのデザートは絶品
最後にお店からメキシコの伝統デザート、チュロスをいただきました。まぶされている金色の粉がキラキラして綺麗です
もうこの空間もお料理も従業員の素晴らしいサービスも全てがパーフェクトで、心から満足のいく素晴らしいレストランでした。何というかスッゴイいい映画やお芝居を見て暗がりの劇場から外に出た瞬間のあの気持ちというか、すっごい感動する本を読み終わった後、放心状態…みたいなそんな感じです。
また是非行きたいのですが、ワタシには高嶺の花なので、そう度々訪れることは出来ないでしょう。ただ中南米を代表する名シェフの名店で食事をすることができて、とても貴重な経験でした。そして何よりどの料理も全て丁寧に作られ美味しく、そして芸術的な美しさで、そんなハイレベルなお料理を食する機会に恵まれたのは本当によかったです。
お食事最後に「おしぼり」が出たんです。なんかすっごい日本っぽい。店内に石庭があったり、夜メニューはOMAKASEと書いてあったりしてシェフは日本料理の要素も取り入れているんだなぁと思いました。
PUJOL
Tennyson 133, Polanco, Polanco IV Secc 11570
Ciudad de México
Tel: 55-5545-4111
URL: https://www.pujol.com.mx/
その中にPUJOLというレストランが紹介されていて、ずっと前から気になっていました。ご縁は無いだろうと思っていたのですが、偶然にも直前にキャンセルが出て行くことができました。もう信じられない。嬉しい。
ポランコ地区にあるPUJOLは一軒家の店構えでラグジュアリー感た~っぷり。店内は木をあしらったモダンなインテリアですっごいオシャレ。
ラグジュアリーなレストランなのに従業員たちは皆さん気取ることなく明るくフレンドリーなのでリラックスして楽しめます。
Botanas (スナック)
左: ゴルディータ
右: トウモロコシ(蓋を開けた瞬間ふわ~っとスモークの煙と香りが立ち上り、なんとも細かな演出。)
前菜
左: スズキのセビーチェ(日本のお刺身って感じです。ぷりっぷり。) 右: タコとベラクルスソース
ロブスターのトルティーヤ製パイ包風。
メインコースは
子羊とミント・モレ・ソース。美味
そしてお店ご自慢のモレ・ソース。モレソースとはメキシコを代表する独自のソースでカカオを使用しているため色は茶色です。主に肉料理のソースとして使用されることが多いのですが、チョコレートとは言っても甘味は無くむしろピリ辛味。
写真中央の薄色のモレは新しいもので、円周の濃い色の方は1563日寝かせたモレだそう。日本の信州味噌を思わせる少し塩気のあるコクと深みがある奥行きのある味わいで、初めてモレソースが美味しいっ!って思いました。すっごい手間暇かけて作っているんだろうなぁと思います。すごい~。
そしてデザート・ターイムはお庭に移動。
そしてこのマンゴーのデザートは絶品
最後にお店からメキシコの伝統デザート、チュロスをいただきました。まぶされている金色の粉がキラキラして綺麗です
もうこの空間もお料理も従業員の素晴らしいサービスも全てがパーフェクトで、心から満足のいく素晴らしいレストランでした。何というかスッゴイいい映画やお芝居を見て暗がりの劇場から外に出た瞬間のあの気持ちというか、すっごい感動する本を読み終わった後、放心状態…みたいなそんな感じです。
また是非行きたいのですが、ワタシには高嶺の花なので、そう度々訪れることは出来ないでしょう。ただ中南米を代表する名シェフの名店で食事をすることができて、とても貴重な経験でした。そして何よりどの料理も全て丁寧に作られ美味しく、そして芸術的な美しさで、そんなハイレベルなお料理を食する機会に恵まれたのは本当によかったです。
お食事最後に「おしぼり」が出たんです。なんかすっごい日本っぽい。店内に石庭があったり、夜メニューはOMAKASEと書いてあったりしてシェフは日本料理の要素も取り入れているんだなぁと思いました。
PUJOL
Tennyson 133, Polanco, Polanco IV Secc 11570
Ciudad de México
Tel: 55-5545-4111
URL: https://www.pujol.com.mx/
メキシコ料理大全: 家庭料理、伝統料理の調理技術から食材、食文化まで。本場のレシピ100
- 作者: 森山 光司
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2015/07/10
- メディア: 単行本
タグ:メキシコ料理
ホント素敵なお店ですね。料理の盛り付けも可愛い。いいないいな~。
by zombiekong (2018-04-28 13:54)
zombiekong様、
中南米でベスト4にランキングされるお店で奥深い丁寧なメキシコ料理を堪能できる貴重な経験でした。メキシコ滞在中に1回行けただけでも幸せです。
by まぃまぃかぶり (2018-05-06 01:14)