コロナ禍での入国準備

今回の一時帰国は書類などの事前準備が必要で、人的にも金銭的にも、多くの力添えが無ければ、こんな風にスムースに帰国できなかったと思います。尽力いただいた方には感謝申し上げます。

コロナ発生後は、日本からの出張者は皆無だし、新しく赴任された方のご家族も渡墨されてません。なので、駐在員は現在、単身赴任者ばかりで、ワタシと同様に1年半以上も一時帰国していない人が多いです。今はSkypeなどのテレビ電話で対面でのコミュニケーションができ便利になりましたが、それでもお子さんと1年以上会えてないなんて、とても気の毒でなりません。

さて、一時帰国に向けて色々準備があるし、日に日に手続き内容も変わるので、もう頭が大混乱たまたま全日空のウェブサイトを見たら、国別チェックリストがあって超べんり！しかもリンクが貼ってあって、ポンと厚労省のウェブサイトとかに飛んでくれるのもいいっ！たすかりました！



今回、まず絶対に準備しなくてはならないのは、メキシコを離れる72時間前までにPCR検査！陰性証明書が必要になります。しかも厚労省指定の書式であることが必須。もし所定用紙以外の場合、最悪、入国できず、折り返しの飛行機で戻らなくてはならない(?!)ケースもあるみたい…



現地スタッフの協力で、事前にメキシコの病院で検査内容と日本独自の用紙について説明をしていただき検査はスムースに進んだのですが…。なかなか証明書が発行されず、もう帰国便には搭乗できないカナと諦めかけていたのですがどうにかギリギリに発行してもらえました無事に受領するまで色々ありましたが、この費用4,300ペソ(約¥21,500-)。高っ！

また日本入国に向けて、厚労省の２つのアプリを事前にスマホにダウンロードしておかなくてはなりません。っところがっ…。MySOSは問題なかったのですが、厚労省の接触アプリ(COCOA)の方がダウンロードできなくってどうやら、iOS13.5以上じゃないとダメみたいです成田空港の検疫所でスマホのレンタルをしてるのですが、レンタル料¥15,000-結局、メキシコでiPhoneを買い換えることにしました。本当は日本でiPhone13を買おうと思ってたのにな。



そして、今まで一時帰国をためらっていた最大の要因である2週間の自主隔離先の確保と、空港からのハイヤーの手配。
空港着後に公共交通機関（バス、電車、タクシーなど）を利用できないため、ハイヤーを手配しなくてはなりません。京成スカイライナーでは帰国者専用車両を設けているのですが、上野駅で降車後、ハイヤー利用が条件となってます。またリムジンバスも帰国者専用車があるのですが、高級ホテルばかり経由し、そのホテルの宿泊者でないと乗車できないんです…色々調べて、一番価格がお手頃のハイヤーを手配。到着後、WhatsAppに担当運転手さんから連絡をいただき、とても親切で安心でした。

他にも、メキシコ政府のと、日本の厚労省のQRコード取得をしたりとか…。
とりあえず、ANAの一覧表でチェックしながら、上から順番に準備していったのでモレも無くなんとかなりました。