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Covit-19の訴求キャラ

 世界は混沌としていますね。皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
 気づけば、おうち生活も早1か月を迎えようとしています。なんかもう飽きた~という感覚は通り越し、この不思議な生活サイクルに感覚が麻痺している次第です。
 ハリスコ州は早めに自宅待機令が出たため、Tokioのように爆発的にコロナ感染者が増えてはいませんが、それでも4月16日時点で178人の感染者。首都のメキシコシティはこの10倍の陽性が出ています。
 当初ハリスコ州はイースター明けに学校再開だったのですが、更に4月末まで、そして昨日の発表で5月末まで休校になりました。
 
 外に出るとデパートなどのショッピングモールや大部分のレストランは閉まっていて街は閑散としています。市内のホテルもほとんどが閉まっています。超個人主義なラテン系のメキシコ人たちが一致団結して、だ~れもお出かけせず、まじめに家にいるのには驚かされます。

 これってメキシコ人の一人一人がこの伝染病の怖さをきちんと理解しているからだと思うのです。

 結構早い時点から、アニメキャラを使って繰り返し繰り返しシンプルに分りやすいキャッチコピーで感染予防のキャンペーンをしていたのは印象的でした。 
 
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 スサーナ・ディスタンシアというワンダーウーマン風の女の子が「Quédate en Casa (おうちにいましょう)」「Sana Distancia (人との距離をあけましょう)」とアニメーション仕立てで繰り返し訴えています。

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 手洗いの方法や、人と距離をあけること、咳やくしゃみの飛沫が感染の原因になるということ、人がウィルスの運び屋になっていることなど、テレビや車のラジオなど至る所で放送されています。声優の甲高い可愛い声もかなりインパクトあり。東京電力のでんこちゃんとか、ヤンボーマンボー天気予報並み。

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 見ての通りスサーナ・ディスタンシアという名前はSana Distancia (社会的距離)から取ったのでしょう。

 先週末はイースター休暇でしたが、我が家はおうち生活でした。去年のイースターはマチュピチュにいたなぁと思うと随分違う生活をしてますね~。グアダラハラから郊外に向かう道には警察や検疫官がウィルス拡散防止のため検問してるみたい。…しばらくおこもり生活が続きます[あせあせ(飛び散る汗)]

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*2020年4月13日付Milenio Jalisco記事より抜粋
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