年末のソカロ

　年末のメキシコシティ、ソカロ地区は巨大なクリスマス・デコレーションが飾られ華やか。



　世界遺産に登録されているこの歴史地区はは石造りの重厚で荘厳な建築物が連なり美しい。なんだか中世にタイムスリップしたかのよう。イタリアのフィレンツェやベネチア等の古都と対等に渡り合えると思います。



　ただこの辺りは治安が悪く裏道は犯罪の温床になっていて、夜間は地元民たちも絶対に近寄らないとか。



　年末は特に夜のライトアップが美しく綺麗なんだろうなぁ。
　日本からの観光客たちがナイトツアーに参加したいという気持ちはよくわかります。でも、ワタシはコワくて参加する勇気ありましぇ～ん



　年末のせいか裏通りに入ると原宿竹下通り並みに人が多く、なんだかスリがコワくて短時間しか歩きませんでした。

　ただ政府機関が多いこの地区は軍隊の人が等間隔で警備してるし、道路では警察官もたくさんパトロールしてます。

年賀状とお節料理

　Feliz Año Nuevo あけましておめでとうございます
いつもこの拙いブログを読んでくださる皆さまありがとうございます。今年も細々と更新してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

　今年もメキシコシティで年越し後、元旦にグアダラハラに戻ってまいりました。夫は本日1月2日からフツーに出勤します。海外のお正月って素っ気ないですね。

　我が家もささやかでありますが自宅でお正月気分を味わいました。今年は日販でお節料理を購入し、お重に並べてみました



一生懸命見本を見ながら並べたのですが…盛り付けって難しい～



お雑煮の具の大根は地元スーパーでもNabo(大根)という名で販売しており、たまたまゲットできてラッキー。にんじん、鶏肉は常時入手可ですが、三つ葉は無い…。餅は日販で購入しましたが日本食材店TOYOでも売ってます。

　かなり前に頂き大切にし過ぎていつの間にか賞味期限が切れていた獺祭で新年に乾杯～まだお酢になってなくて良かった。日本酒って本当美味しい～

　また元旦と言えば年賀状。日本では今年は過去最低の売れ行きだったみたいですね。昔からの親友たちにはLINEの賀正スタンプでいいかなって思ったりしますが、海外にいてそう頻繁に会えるワケではないので一応、年賀状も出しました。
　しかし…メキシコの郵便事情は劣悪なのでココからエアメールで送っても届く保証は…??
　そこで便利なのがSo-netのハガキ作成サイト。



海外在住で日本の郵便局に年賀状を買いに行けない場合、海外からインターネット上でハガキ印刷から発送まで遠隔手配できるのは本当に便利です。送る相手の顔を思い浮かべながら其々異なった年賀状デザインを選択し、其々に違うコメントを打ち込めます。しかも宛名入力もでき印刷後ポストに投函までしてくれるのは有難い…コメントが手書きではなく活字なのが味気ないのですが…仕方ないかな。海外在住時にはとても役に立ってます。

　コレってSo-netに会員登録しないと利用できないのかはちょっとわからないのですが、Yahoo!とか他のサイトにも色々あるみたいです。

　でも、LINEスタンプとかって海外から送っても相手先の反応が瞬時にわかるから楽しいんですよねー。年賀状の存在ってこれからどうなっていくんでしょう。。

　So-net ハガキ作成 URL: https://so-net.postcom.co.jp/
　真空パックのおせち(カモ井食品): http://www.kamoifood.co.jp/products/all/3/4

メキシコのガソリン供給の停滞

　我が家は自家用車を保有していないので、どうもピンと来ないのですが、今週に入ってからグアダラハラやグアナファト州を中心にガソリン不足が発生してます。呑気に年末のメキシコシティ旅行記を書いている間に外では大変なことになってるようです。



　週明けの地元紙に、グアダラハラのガソリンスタンドに給油待ちする自動車の長蛇の列で大渋滞が発生している記事が出ていました。ワタシが実際に月曜日にその通りを通った時点では、どのガソリンスタンドも混雑はしていましたが行列は解消されたようです。

　とは言え、まだ完全に回復しているワケではないようですね。やっぱり車を保有してないと、どのくらい逼迫してるのかわからないですのが…

　一体原因は何なのか？ガソリンはちゃんとあるらしいのです。
　メキシコの地元紙は長蛇の列の話しばかりで原因について明確に書かれていないんです。しかも新聞によって言ってることが全然違ったりすることもあるし…。何か事情があるのか。

　なので、アメリカ系の記事を見てみたら…



　ロイター発New York Timesの記事によると…。犯罪集団が何年もの間、パイプラインやタンカーから盗んだガソリンを不法に再販していたということ。盗難を追跡しながらパイプラインや精製所を閉鎖することによって、このような事態に陥っていると。新大統領の公約の一つである汚職撲滅のため、ぺメックスという石油会社に軍隊を派遣してから１日にトラック1,000台以上分の盗難が27台まで減ったと。（←えーっ、うそだー、すごい数～！）

　この犯罪集団というのは何を意味するのでしょうね。

　自家用車が無いのでガソリンは関係ないとは言え、長引けば流通やインフラに響いて、主婦生活にも影響出て来るわー。

　何はさておき一日でも早くガソリン供給が通常どおりに復旧することを願います。