カンクンの海

　メキシコ在住1年3か月にして初めて憧れのカンクンに行ってきました。
　グアダラハラからはアエロメヒコの直行便で約2時間半。１時間の時差があります。

　生まれて初めて見るカリブ海は只々美しく…言葉になりません。



ザザザーっという波の音を聞きながら、もう何時間でも紺碧の海に見とれていられます。



　この青い青い海に入ってみたくなり、近づいてみると意外に波が荒い。
　くるぶし位の深さの遠浅の海を想像していたら違かった。
　ちょっと入るとすぐに太もも位までの水深になるので、幼児には危険かもしれません。



ハードコンタクトレンズが気になって思いっきり泳げませんでしたが、童心に返って波と戯れていました。



　カンクンはマイアミをイメージして開発したリゾート地だそうですが、あっけらか～んと明るいアメリカンなリゾートです。ここは全然メキシコっぽくありません。

　またこのリゾートホテル地域はUBERを利用できない区域なのは残念。

　久しぶりの標高０地点に来て夜は深～い眠りにつくことができました。低地手当のある会社があるのわかるわ。

世界遺産チチェン・イツァのピラミッド

　何しろ初めてのカンクンなので早起きして世界遺産チチェン・イツァのオプショナルツアーに行ってきました。すぐ近くにあるのかと思ったらバスで片道200キロ。これって東京-名古屋くらい離れてる？？一日がかりのツアーになるワケだわ。

　遺跡の入口付近。世界中からの観光客でごった返します。



　あっ、暑い帽子忘れた。日を遮る場所が一切無いので帽子などの日よけは持って行った方がいいと旅行前に日本人奥さまにアドバイスいただいたのですが、出発前夜になって家に帽子が無いことに気づき…旅行の準備は早めにしましょう。


エル・カスティージョ

　チチェン・イツァのピラミッドは登頂不可で外からの見学のみとなります。7～8年前迄は登れたらしい…。
　マヤ文明は紀元前から紀元15世紀に栄えたそうですが、この綿密に設計されたピラミッドを見てのとおり、マヤ人たちは天文学や数学、建築学、物理や医学など理系に相当強かったのではないかと。

　ククルカンという神様が降臨すると言われる春分と秋分の日に、ピラミッドの側面に蛇のような形の光が映し出されるそうで。また戦士の神殿上のチャックモールのおなかの部分から朝日が差し込み、それはそれは幻想的だとか。この日は世界中から降臨を見ようと多くの観光客が訪れるらしい。正確な天文の知識が無いと、こんな建物の設計できませんね。


戦士の神殿＆千本柱の回廊。写真中央上にチャックモール（生贄を乗せる像）があります。春分の日に像中央部分から朝日がピカ―っと差し込むそう。

スカル模様で何ともシュールなデザイン。

これは生贄の台座らしく…。ワタシの口からは怖すぎては説明できない…。こんな古い時代からマヤ人たちは高度な外科技術を持っていたのね。

　所々で野生のイグアナを発見します。ペットショップに行かなくてもメキシコならフツーにそこらへんで手に入ります。



　旧遺跡群も行ってよかった。まるで古城のようで趣があります。ただ暑いっ


La Iglesia

　遺跡内では露店のお土産さんが林立してます。なぜか日光の“見ザル言わザル聞かザル”が売ってるんですよねー。



遺跡内にこんなに露店があるのに帽子屋さんが無いのは残念でした。遺跡の外で買っておけばよかったです。

カンクン空港の新ターミナル４

　カンクン空港は昨年2017年11月に新しく国際線専用ターミナル４がオープンしており、非常にわかりづらいと思いました一般的に国際空港の場合ターミナルは国際線・国内線・航空会社別・LCCと言った具合に分かれていると思うのですがココはちょっとビミョーなのです。



　国内線は今現在もターミナル２です。そして国際線は過去はターミナル３でしたが、今はアメリカ合衆国方面の国際線航空会社がメインとなっています。

　そして新設されたターミナル４はパリ行きのエールフランス等が発着する新しい国際線専用ターミナルとなったのですが、アエロメヒコの一部国内線フライトに限ってはターミナル４から発着するのです。

　ホテル滞在中、帰りの便のウェブチェックインをした際、e-mailで送信された搭乗券には「Terminal 2」と記載されていたのですが…



　Terminal 2に到着し送迎バスのドライバーが運転席から空港職員に「アエロメヒコのグアダラハラ行きはココからだよねー」と確認すると、ワタシたちの便は国際線ターミナル４から発着すると言うではありませんか

　ピッカピカの広々とした国際線専用のターミナル４のモニターには確かにアエロメヒコの国内線グアダラハラ行きやメキシコシティ行きが掲載され、ちゃんとチェックインカウンターもあったのでした。



　発着モニターを見ていると、アエロメヒコ国内線の全線がターミナル４に発着するわけではなさそう。これ間違ったら大変だわ～

　だって万が一、ターミナルを間違えた場合はターミナル間のシャトルバスで移動となりますが、時間を要するし…。また炎天下で大きいスーツケースを持ってターミナル間を徒歩移動するのは大変～。個人旅行の場合はカンクン到着後どのターミナルから降りたかを、しっかり覚えておき、帰りも、どのターミナルから搭乗するか再確認しておいた方がいいでしょう。

　いずれにしろ最近までグアダラハラに住んでいたという送迎ドライバーがとても親切に確認してくれたお陰で正しいターミナルから無事に搭乗できてよかった(汗)。めでたし、めでたし。