クジラを見に再びロスカボスへ

コロナ発生から2年が経過しましたが世界は全然終息へと向かわない…。新種のオミクロン株はメキシコで席巻していないものの、この閉塞感はいつまで続くのでしょうか。気が滅入りますね。

コロナの鬱屈とした空気を吹っ飛ばすぞーと今年のクリスマスはロスカボスへ。夫は相当気に入っているみたい。

今回のお目当てはク・ジ・ラ！！

メキシコのバハ・カリフォルニア半島は世界有数のクジラ繁殖地。12月中旬から3月末までは、ザトウクジラやシロナガスクジラなど様々な種類の鯨を見れるそうです。クジラたちは遥かアラスカ沖から10,000kmを南下し繁殖と子育てのためにメキシコ沖にやって来るそう。
ロスカボスのこの地域は、豊かな生態系と世界有数のクジラ観測地という素晴らしい大自然に恵まれており、自然世界遺産「カリフォルニア湾の島々と自然保護区群」として認定されています。

30社以上あるクジラ見学ツアーの中から無難にHISウェブサイトから申し込みました。ホテル間送迎ありなのでラク。

…本当に自然のクジラが見れるのでしょうか？半信半疑。途中、岩場でアシカの集団が休憩してました。



前回はサンセットクルーズでしたが、日中のクルーズも青い海の美しさに浸れていいものですね。
20分程、海岸沿いを航行していると早くもクジラ登場。





近くには7～8隻近い観光船が集まっているのですが、逃げるどころか時々、海面に尾ひれや背びれを出したりしてサービスしてくれます。全然、人間を怖がっている様子はありません。





物凄い唸り声をあげながら、大きな水しぶきの音とともに海面に現れるクジラ。背中からシューっと潮を吹いたりするところも見ることができました。悠々と生きていていいなぁ。貫禄もあるしクジラは海の王様ですね。

カメラを構えてジーっと待ってると全然現れないのに、急に海面に現れ、しかも一瞬(！)なので、うっかりよそ見してたり振舞われたサンドイッチを食べてたりして見れないこともしばしば

この日は海底に5～6頭くらいのクジラがいたんじゃないかと思うのですが…。意外にもホテルゾーンの砂浜近くの浅瀬に生息しているんだなって思いました。



これから1月中旬～3月に向けてクジラの繁殖はピークを迎えるので、もっとたくさんのクジラに会えることでしょう。

青い青い海の大自然の中で、子どもに返ったかのようにクジラを追いかけ心が解き放たれたひと時でした。

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