Panâme

　かなり前に教えていただいたフランス人が経営するパン屋さんPanâmeに行ってみました。
　我が家からは5km程離れたところにあり、自家用車があったらサクッっと行くのですが、徒歩では遠すぎるし、Uberでも片道60ペソ(約300円)位かかるのでビミョーな感じなのです。
　コロナ禍で毎日代わり映えのない生活ばかりしているので、思い切ってUberで行ってみました。



Plaza Galería裏手から1km先に位置する閑静な住宅街の中にあります。



キャッチフレーズはBoulangerie de Barrio「町のパン屋さん（直訳: ご近所のパン屋さん)」。近隣の人たちに愛され利用されるパン屋をコンセプトにしているところが、なんともフランス人らしい。



　ここのパンは全てフランス製のバターを使用しているそうです。

　バゲットは固焼きと柔らかめから選べます。ワタシは柔らかい方を選びましたが、切ってみると他のパン屋のバゲットとは明らかに違い、中がしっとりモッチモチ。フランスパンに違いのですが、何か他の種類のパンの生地にも似ているような食感…。とっても美味しかったです今度は固焼きの方も買ってみようかな。

　菓子パンも、在庫がある中から購入してみました。


クロワッサン・アルメンドラ（日本ではクロワッサン・オ・ザマンドと言ってますね）とパン・プディングを購入。何これ～！すっごい美味しい～

　お昼過ぎに行ったため、ほとんど品薄状態だったので、ある中から選びましたが、どのパンもすっごい美味しかったです今度はもう少し早い時間に来ようっと。ココのパン屋さん、白金や高輪辺りで出店してもイケるんじゃないかしら…ご近所さんのためだけのパン屋さんにしておくなんて勿体ないっ！

　UberEatsなどには加入していないそうですが、お店の人からRappi Favorで買えると教えてもらいました。要は出前アプリの個別で依頼する買い物代行サービスです。

　…でも、店の雰囲気に浸って実物を見ながら買うっていう行為が楽しいから…宅配は無いかな。月１位ならUberに乗って買いに行くのもいいかも。
　



　Panâme
　Calle Johannes Brahms 510, La Estancia
　45030 Zapopan
　Tel: [phone]

タグ：パン

ニューノーマルな今のメヒコ

　パンデミックを境にメキシコでの生活習慣もだいぶ変わったように思います。
　ニューノーマル（新しい生活様式）って、な～んかヘ～ンは響き。早くコロナ前のような生活がしたいなぁ。

　今月から復帰することにしたピラティスのレッスン。オアハカ旅行後、風邪をひき2週間程、寝込んでいたので、せっかく月謝を払ったのにまだ１回しか行けてません…。



　スタジオに入る時、土足で上がっていたのが、今は外で靴を脱ぐようになりました。なんか日本みたい。メキシコの一般家庭でも、こういったシューズラックを玄関に置いて外履きを履き替える家庭も増えているみたいです。

　教室に入ると、先生は「戻ってきてくれてありがとう！」とワタシを大歓迎してくれたのですが、ラテン系特有のハグの挨拶は無くなりました。外でも、あまり見かけません。衛生的かもしれませんが、人と人の距離が遠くなり、ちょっと寂しいなって思います。

　レストランのメニューもQRコードをかざして、各自のスマホで見るパターンの店が多くなりました。色んな人が触れるメニューを素手で触らなくていいのは衛生的ですが…。今まで大雑把だったメキシコ人も、かなり神経質になっているように思います。



　もうコロナ前のような世界は戻ってこないのかなぁ。

パーコレーター BIALETTI

　コロナ禍を境に、カフェでコーヒーを飲みながらのんびり過ごすことが格段に減り、コーヒーも家飲みが多くなりました。ドリップ式の家庭用コーヒーメーカーもいいのですが、家でも本格的エスプレッソを楽しみた～いお持ち帰りでコーヒーを買うにも、お気に入りのカフェやスターバックスは我が家からは少し歩かなくてはならないし～。

　抽出系コーヒーをおうちで飲めたらいいなと思い、エスプレッソマシンをネットで探してみるも…。かなり高額～買ったところでバリスタみたいに上手に淹れられるのかな？？

　そんな時、Netflixのドキュメンタリー番組「Coffee for All (カフェ・ソスペーゾ～優しさがつなぐ一杯～)」を見てたら、手軽におうちで作れる直火式エスプレッソメーカー、パーコレーターが紹介されていました。



番組を見ていたら、ワタシにも作れるのではないかと思い、Plaza AndaresでBIALETTI社のパーコレーターを購入。



　今や、おうちでカフェラテやエスプレッソを気軽に楽しんでいます

　作り方は超簡単。下段容器の線のところまで水を入れ、バスケット内にコーヒー粉を詰めます。



上下をセットした後、キッチンコンロに直火で温めるだけ。下段の水が蒸気と化し、バスケット内のコーヒー粉を通過しながら濃厚なコーヒーが抽出される仕組み。お湯の沸くポコポコという音がしなくなると上段一杯に、濃いコーヒーがなみなみ溜まっているのが摩訶不思議。

　このパーコレーターによるコーヒー抽出方法は19世紀初めに考案されたそうですが、最初に思いついた人、天才！

　主に週末に、Bialettiで熱々のカフェラテやエスプレッソを楽しんでます。これ一つがキッチンに加わるだけで、おうち生活がずいぶん豊かになりましたう～ん、ほっこり。幸せ～