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Museo Panteón de Belén [グアダラハラ観光]

 かなりディ~プなグアダラハラの観光地Panteón de Belén。Museo(博物館)という名が付くも、ここは墓地です。グアダラハラ市の文化庁が運営。グアダラハラの観光地は行き尽くして行く所が無いなという人向け。
 ハロウィーンや死者の日が近いこともあり、ふとこの地の数ある伝説を思い出し怯える夫を連れて行ってみることに…。

 入場料は写真撮影込チケットが74.55ペソ(450円位)。

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 入場はガイドと共に10:00、11:00、13:00、14:00と決まっています。またもっと怖い思いをしたい人にはナイトツアーも20:30、22:00、23:30であるそうで…[がく~(落胆した顔)]

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 19世紀前半に建てられたこの墓地は、その時代を語る建築様式を知るうえで重要な文化遺産とされているようで国の研究機関に保護されているそうです。
 市の職員だと思いますが、墓地とは場違いなほど、明るく元気に解説してくれるので怖さが吹っ飛びます。しかしっ、スペイン語解説がっ…むっ、むずかしい…っわからないっ…[あせあせ(飛び散る汗)]

 お嫁さんが写真撮影中。よく見たら顔が骸骨のペインティング。クラシカルなデザインのウェディングドレスがこのムードとよくマッチしてます。

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 横浜の外人墓地よりも、ずっと不気味な感じ~。
 ここには、いくつかの怪談があります。一つ目は、吸血鬼の木。

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グアダラハラに突然住み始めた黒服の男はいつも夜中しか外出せず、彼が住むようになってから近所では首に2つの噛み跡がある犠牲者が出る怪現象が続出したそうで。その後、この黒服の男は捉えられ処刑されたのですが、その胸に打たれた木の杭が大きく成長してこの木にになったというレジェンダその1。

 次は有名なナチートのお話。ナチートは比較的裕福な家庭で育ち、就寝の時、暗い部屋で寝るのが嫌いな子供でした。5歳の時、病気で亡くなった後、この墓地に埋葬されました。暗くて狭い所が嫌いな少年は夜になると墓の外に出て来てしまうそうで。警備員がいくら元に戻しても出て来てしまうそうです。その後、修道士がお祈りを捧げ、夜ゆっくりやすめるよう蝋燭を追加しておいてから怪現象は無くなったとか。でも今でも夜になると子供の笑い声や走り回っている音を警備員たちはよく聞くそう[がく~(落胆した顔)]

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 お墓の周りには訪問者からのお供え物のおもちゃやお菓子が沢山置かれています。

 ここにいる間、なんだか体が重い感じがしたのは何なんだろう。あと、このブログ書いてる最中もなんか耳の奥がヘンな感じするー。気のせいかなー。
 死者の日の飾り付けを期待して来たのですが、まだちょっと早かったみたい。今月末頃から始まるみたいです。

 夜の部も迫力あって怖そうだけど、この辺りは物騒なので夜ココまで来る間に強盗とかに会っちゃいそう。現実世界の方がワタシにとって恐いわー。


 Museo Panteón de Belén
 Belén 684, Centro Histórico, Guadalajara
 Tel: 3614-1978
 営業時間: 火~土 10:00, 11:00, 13:00, 14:00
      木~土 20:30, 22:00, 23:30
      日~月 定休日
 URL: http://sic.gob.mx/ficha.php?table=museo&table_id=1611
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zombiekong

こういうツアー好きです~。
3枚目のお写真幽霊が出たのかと思ってびっくりしたー。
by zombiekong (2019-10-22 13:46) 

まぃまぃかぶり

zombiekong様、
確かにリアル幽霊カップルに見えるー。ギャー!これって結婚式の前撮りだと勝手に思い込んでたんだけど…違かったのかな…?!
by まぃまぃかぶり (2019-10-23 07:41) 

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