顔認証ゲートと帰国印と免税

　ほぼ一年ぶりの一時帰国で日墨両方で出入国システムが少しずつ変わっていたのにはイチイチ驚き。

　まずは、グアダラハラ出発時の出国手続きについて。
　今年4月のペルー旅行時はグアダラハラ空港で通常通り出国手続きをしたのですが、今回からは乗換先のメキシコシティで出国手続きをするように言われました。
　メキシコシティで国内線ターミナルを一旦出た後、国際線ターミナルに移動し…一体どこに出入国管理局があるのかと思ったら…。



国際線ターミナル入場後にある煌びやかな免税店と免税店の間に出国カウンターがひっそりと有るではないですか！人が並んでなかったら思わず通り過ぎるところでした

　成田到着後…。1年ぶりに降り立った成田空港の様子がなんか違うなって思っていたら…。



日本人用の帰国審査カウンターが顔認証ゲートになっているではないですか！無人状態のガラーンとした様子と、機械操作がきちんとできるかどうか…一瞬怯みましたがパスポートの顔写真ページを開いて読み取り後、画面ガイドに従い、正面のレンズを見つめると顔認証されるという仕組み。認証後はゲートが自動で開きスーツケース受取りターンテーブルに移動できます。所要時間は1分位でしょうか。

法務省 - 顔認証ゲートの使用方法はこちら　↓
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri07_00168.html

　指紋認証だと洗い物で手が荒れてる主婦には読み取りに時間がかかるので、顔認証はスピーディーに手続き完了できていい。

　夫は「あれっ、あれっ」と言いながら時間がかかってましたが、パスポート読み取り後、速やかに頭を上げ前を向き顔認証のためカメラを見つめましょう。

　そして…。ここからが今回の難題。
　帰国印が必要な人は帰国ゲートを出たすぐの所にあるカウンターで各自で帰国印を押します。


　
　ところが、うっかり！今回この帰国印を押してこなかったことは失敗でした
　海外在住者は外国人観光客と同様、買い物の際、免税対象になるのですが、この帰国スタンプが無いと手続きしてもらえないのです
　
　今回、都内デパートで中国人観光客にまみれて行列し手続きを試みたところ、パスポート内に出国スタンプが無いため免税措置を受けることができませんでした夫は色々買い物していたのでかなり残念そう…。

　世の中がどんどん変化していることに全然ついて行けてません…

一時帰国してました

　ご無沙汰してます一時帰国してました。

　メキシコは12月に入ったというのに、なぜか日中は毎日28度位まで上昇し夏のように暑くTシャツで過ごしてます。通常この時期は気温が低く長袖を着てたのに…。なんかヘンな気候です。

　でも、寒さ極まりない日本から戻り、この暖かさにホッとしてます。　
　逆に11月末の日本ってこんなに寒かったっけ？？
　　
　半年ぶりの実家では心地よく過ごしました。母の驚異的な回復ぶりには感嘆です。

　今回の滞在は、持病の緑内障の経過観察による通院が目的なのですが、特に進行もしておらず、よかった～。そもそも眼圧も低いし全然自覚症状は無いのですが…ワタシのような超ド近眼の人は罹りやすいらしい。40歳を過ぎたら一度精密検査をしてもらうことをおススメします。

　あとは、毎度のことですが、30年以上の付き合いになる親友と飲みに行ったり、夫の実家で過ごしたり、甥っ子と遊んだり…。


「僕もケータイ持ってるよー。」と4歳の甥が、いきなり椅子の下から取り出した折り紙の携帯電話。ガラケーなのが衝撃的！オジーちゃんの影響かしら。。。電話ごっこして遊びました

　これからもボチボチ更新してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(追記)

スーツケース紛失！！

　成田空港のターンテーブルからスーツケースが出てこないっこんなこと初めて～



　成田着陸後、搭乗口でワタシの名前が記載されたボードを持った職員からスーツケースの１つが届いていないかもしれない、と告げられました。…淡い期待を抱きつつも…ターンテーブルがブザー音とともに停止するまで、やはり…出てきませんでしたなんか寂しい～。
　紛失中のスーツケースの中身は帰りの買い出し用に、ほぼ空っぽ状態だったのですが、今回、迂闊にも電池切れのスイス製腕時計を２つ仕舞っていたのは大失敗。こういった貴重品は通常必ず機内持ち込みしているのに今回は油断してまった～盗難されてたら、どうしよう。。。

　ターンテーブル奥にある航空会社係員がいるカウンターに、航空券に貼付の荷物引き換えシールとパスポートを持って向かいました。


　
　こんなショックな状態の時に親身になって対応してくださり本当に有難い～。最終搭乗の航空会社が全日空で本当に良かった～！！

　メキシコのLLCや空港職員は成田空港レベルで仕事ができるとは思えないので、もうこのままメキシコの空港内で置き去りのまま紛失かな…と半ば絶望感を抱きながら実家までの道中、カード会社の旅行保険の補償をネット検索してみたりしました。



　翌日には約束通り全日空より電話があり…。
　未達の原因は、グアダラハラから搭乗した国内線LLCインタージェットが１時間半以上遅れてメキシコシティに到着し、ワタシ自身の国際線乗り継ぎはギリギリ間に合ったものの荷物の方は乗継便に追い付けなかったようで…。

　3日後の早朝に成田到着後、特急便で朝10時には手元にスーツケースが届きました。助かった～。
　紛失していたスーツケース内にオーバーも入ってたので、寒くて困っていたのよー。あと、親友用のお土産も入れていたので出かける前に届いて助かったー。

　今回の旅はトラブル続きで、往復ともメキシコ国内線が遅延したり、航空会社のカードをうっかり店に置き忘れたり、帰りのメキシコ空港で初めて米を没収されたり。

　更にメキシコシティ空港の国内線乗換用・荷物ターンテーブルが停止中のため一旦外に出て国内線航空会社カウンターまで歩いて再度預けなおさねばならず…。尚、メキシコ空港は成田空港のようなカートは無いので、荷物が多いと自動扉付近でスタンバイしているポーターにお願いし荷物を運んでもらわなくてはなりません。チップ程度の小銭を払うのですが、なんて面倒。メキシコシティ空港もカートを導入してくれるといいのにな。

　何はさておき、今回は色々ありましたが、こういったトラブル発生時は日本の航空会社の対応は安心だなって思いました。とりあえず無事にメキシコに戻れてよかった。めでたし、めでたし。