メキシコでバレエ鑑賞

　グアダラハラってヨーロッパ文化の影響が強く、意外と文化的な街で、市街中心部の歴史地区に行くと由緒ある佇まいのオペラ座があったりします。

　モスクワからバレエ団から来るということで、本格的なバレエを鑑賞できることを期待しTicketmasterでチケット購入。880ペソ(5,280円)なんて安すぎっ！4か月前の購入時点で半分以上、席が埋まっているなんてメキシコでは凄いことかも。今はネットで購入後、メールで電子チケットが送られてくるのは便利でいいですね。



　ロシアのMoscow State Balletの公演です。聞いたことのないバレエ団ですが、ロシアからなので期待しちゃいます。渡墨直前に上野で英国ロイヤルバレエを見たのが最後だから凄い久しぶり。


図書館棟外観

　今回の会場はグアダラハラ北部に位置するサポパンのConjunto de Artes Escénicasという大きな図書館やいくつかの屋内や屋外の劇場を有する複合文化施設で行われました。我が家からだと10km程離れた距離にあります。


劇場Sala Plácido Domingo

ライトアップされていないから暗い。昼間訪れたら、もっと素敵な建物群を見れるのでしょう。



　バレエ会場のSala Plácido Domingoは入場すると壁も床も木製。音響よさそうです。横浜・桜木町の音楽堂みたい。でも、この日は残念ながらオーケストラの生演奏ではありませんでした



　観客は男女半々と言った感じですが、男の集団とかも多く謎。服装も皆さんカジュアルだし、公演中に時々スマホ撮影したりと、とてもカジュアル。

　公演はオケ無し。小規模なバレエ団で、今まで日本で見て来た海外バレエ団を思うと…??
　でもっ、主役のオデット姫が登場した瞬間、舞台の空気がパーッ！と変わり、その卓越した美しい踊りにすっかり魅了されてしまいました。素晴らしかった～容姿の感じからだと、多分この日のオデット役はEkaterina Gusarovaというバレリーナなのかな？なんか森三中みたいなダンサーがいたり、全体のバランスがビミョーなのですが、時々、脇役ですっごい上手な踊り手もいるし～。2時間の公演はアッという間ですっごい楽しみました。ロシアバレエなのにハッピーエンドで終わるのもいい。

　バレエ大好き！
　この後もMoscow State Ballet団は演目を「くるみ割り人形」に変えてメキシコ巡業するみたいです。来年もメキシコに来ることがあったら、また行きたいな。去年はロシアからボリショイが来てたみたいだし、意外とメキシコってバレエ人気なんですね。

コメント 2

バレエはもう何十年も見ていません。
日本では逆に小さなバレエ団の公演がないのかも。
メキシコの人は何でも楽しむ国民性ですね。
by zombiekong (2019-10-16 14:25) 

zombiekong様、
確かにみんな踊り大好きかも。音楽鳴るとすぐ踊り始めちゃうから、ダンス苦手なワタシはツラいのよ。少し習った方がいいのかな…⁇?
by まぃまぃかぶり (2019-10-18 07:15)