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読書♪

 メキシコに来て3か月が経過しました。
 毎日たっぷり時間があるので、大好きな読書ができるのが嬉しいです。ただ、こっちには紀伊国屋のような日本の書籍を扱っている書店は無いし、日本人会の図書館も無いっ!技術進歩のお陰で、KindleやiPadでインターネットから書籍や雑誌をダウンロードして読めるのが本当にありがたい。世の中、本当に便利になったゎ~[るんるん]

 日本にいる時に、丸善本店に行ってメキシコ関連の本を探しまくったのですが、ほとんど無い。おそらくメキシコに関する本の執筆をしている日本人はほとんどいないんじゃないかと…。

 その中で見つけた本。「グアダラハラを征服した日本人」。
 日本は戦国時代が明け江戸幕府に入ろうとしていた頃、グアダラハラに日本人がいたというのです。非常に人望あつく、街の人々から尊敬され、街の重要な要職にに携わっていたそうな。当時メキシコはNueva Espana(新スペイン)と呼ばれ、スペインーフィリピンーメキシコ間をガレオン船で大航海しながら貿易をしていたっていうんだから、なんてロマンがあるんでしょう[exclamation×2]びっくりした。すごい国際派だったのねー。

 この日本人についての出自が伊達藩だとか、もう一人の日本人は大坂の陣で敗れた落ち武者の子孫だとか隠れキリシタンの子だとか何なのか学者さんたちが様々な文献から調査中なのだそうです。

 訳文で、字が小さく、学者さんが書いたような文章なので小説感覚では読めませんが、興味深く読んでしまった。この日本人の子孫はグアダラハラにいるのだろうか。

 メキシコに来てなかったら、多分、この本スルーしてたな。


グアダラハラを征服した日本人―17世紀のメキシコに生きたフアン・デ・パエスの数奇なる生涯

グアダラハラを征服した日本人―17世紀のメキシコに生きたフアン・デ・パエスの数奇なる生涯

  • 作者: メルバ・ファルク レジェス
  • 出版社/メーカー: 現代企画室
  • 発売日: 2011/01
  • メディア: 単行本


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