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グアナファト街散策③ [グアナファト]

 グアナファトの街は、こじんまりしているので散策にはいい。セマナサンタの影響で、物凄い人出ではあるが、街の至る所に警官がパトロールしているので安心。レオンの日本領事館からもメール連絡がありましたが、グアナファト州内で2万人の警官を動員して警備に当たっているらしい。これ、最近登録した外務省LINEのゴルゴ13情報。ゴルゴ13と友だちになると教えてくれます。

 さて次に向かうは、アロンディガ・デ・グラナディータスへ。ピピラの丘の英雄ピピラが活躍した歴史的な場所です。ところが~っ、建物の写真を撮り忘れてしまった~[あせあせ(飛び散る汗)]建物のイメージは下記画像ご参照ください。今とほとんど変わってません。過去の5ペソ札。現在5ペソはコインになっています。

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ピピラ突撃の絵。

空港のような金属探知機をくぐり2階へ向かうと、その天井はハリスコ州庁舎のような迫力ある壁画に圧巻。モラド作。

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柱で隠れてますが、イダルゴ神父。
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松明を持つピピラ。

英雄ピピラは独立戦争の際、この建物に立てこもる政府軍に火を放ち、背負った巨石で扉を抑え政府軍を封じ込めたそう。現在、内部ではメキシコ独立に関する歴史についてや、現代アートの展示が行われてます。また中央ホールではエストゥディアンティーナという中世スペインの学生服を身にまとった楽団が美しいギターの演奏をしていました。

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 そして、フリーダ・カーロの夫であり、メキシコ壁画運動を率いたディエゴ・リベラの生家へ。入口が思ったよりモダンな雰囲気でビックリしました。

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内部では、リベラ家の生活の様子が伺えます。結構、裕福なご家庭で育ったのですね。また、リベラの作品も展示されています。リベラの絵は壁画以外ほとんど知らなったのですが、かなりいい絵を描く画家なんだなぁと惹き付けられてしまいました。他には新進気鋭の画家の個展もやってます。Roxana Gonzalezという女流写真家の作品、よかった。

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 同じ通り沿いにあるコーヒー屋さん、美味しかった[黒ハート]お店の若い女性も感じいい。

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 宿までの帰り道。

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あれっ。どこかで見たことあるような…。あの建物の屋上にいる猫って、グアダラハラ・トラケパケにあるセルヒオ・ブスタマンテに似てるけど…[exclamation&question]

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 Cafe Conquistador
 Pocitos 35, Guanajuato Centro
 Tel: 473-734-1358
タグ:世界遺産
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グアナファト街散策② [グアナファト]

 ピピラの丘から降りた後は、グアナファトの街散策へ。メキシコの世界遺産都市の中でも一番美しいと言われるていますが、中世ヨーロッパの街に迷い込んだかのような感じで石畳の道がずっと続きます。結婚前に妹と一緒に訪れたプラハの街を彷彿とさせられました。

 グアナファトは18世紀に銀の採掘で成功し、世界の3分の1の銀を産出していた結果、標高2000mにある中央高原の街が美しく豊かに発展していったそう。コロニアル調の民家はカラフルな色どりなのに、なぜかいい具合に調和されていて美しい。そういえば、なんとなく頭がちょっと痛いような。グアダラハラより300m程、標高が高いせいなのかな?グアダラハラよりも暑くないのですが、雲があったりパラパラとにわか雨が降ったりして少し山の気候のような…。

 まずは、ケーブルカー駅の正面にあるファレス劇場見学。

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初代大統領の名前をとったメキシコを代表する劇場で、国際セルバンテス祭の会場にもなるそうです。普段はオペラやクラッシック音楽などの公演にも使われてるそう。

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 桟敷席に座って見たりしてお姫様になった気分[るんるん]ハプスブルグ家出身のメキシコ皇帝マクシミリアン公のMの紋章が、2階サロンのガラス窓にあったりしてヨーロッパの貴族的な感じ。多分ガイドさんがそのことを詳しく説明してるのかな。わからんっ[あせあせ(飛び散る汗)]

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 スペイン語の説明がまだ続くのですが、よくわからないので、はいっ、次へ移動[ダッシュ(走り出すさま)]

 初日に行ってみたかったCallejon del Baso (口づけの小道)へ。グーグルマップだとよくわからないのですが、なぜか夫の野生のカン(?!)でたどり着けました。

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仲の悪い隣り同士の息子と娘が恋仲となり、窓から身を乗り出してキスをしていたそうな[失恋]結局この二人は結ばれなかったのですが、ココでキスをすると愛が7年間保証されるそうです。う~ん、ビミョ~[ふらふら]ココで記念キスをしたいのか、カップルの長~い行列が出来てました。何時間待ちなんだろう?

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 おなかが空いたのでイダルゴ市場へ。元々、駅舎として用いられていたらしいので、特に正面玄関付近の建築が美しい。中はグアダラハラのリベルタ市場によく似ている。

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明日は長距離バスで帰るので、おなか壊したらヤダな…と思いながらも、屋台でケサディージャという、とろけるチーズの入ったタコスを食べてしましマシタ。チーズが濃厚なミルキーな味わいで、とろけているのに歯ごたえがあり美味しかった[exclamation×2]

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 グアナファトの街散策は、まだまだ続きます。

タグ:世界遺産
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ピピラの丘 [グアナファト]

 遅めの朝食の後は、グアナファトのシンボルであるピピラの丘へ。ここは中世都市グアナファトを一望できる絶景ポイント!マストで行かなきゃっ。セマナ・サンタの影響で混雑すると思い午前中に行っておきました。丘へはファレス劇場裏手から出ているケーブルカーで向かいます。徒歩でも登れそうな距離なのですが、山中に強盗が出ることもあるらしく安全のため乗車しました。

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まだ時間が早かったからなのか10分程待って乗車できました。料金は往復50ペソ。

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登頂。素晴らしい眺め~。Muy bonito~[ハートたち(複数ハート)]

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ピピラとはグアナファト出身の坑夫でメキシコ独立戦争時の偉大な英雄として、グアナファトの象徴となっています。政府軍が立てこもる建物アロンディガに松明を持って大きな石を背負い突撃し独立の勝利を収めたそう。

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巨大な像の内部に10ペソで入場できます。すぐに入場できましたが、中は狭いので6人ずつ上ります。この狭い通路を通って…途中、降りる人とすれ違うのがタ~イヘン。中は、とにかく暑いっス[たらーっ(汗)]

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ピピラの後頭部が見れたっ。しかし暑いっ(汗)
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 この後は、下りモノレールも段々混雑してきたので、下山することにしました。なぜか行列に並んでいると「お二人様どうぞ~」と誘導して優先乗車させてくれたんだけれど、どうしてなんだろう?外国人だから?まぁ、メキシコ人の心優しいご厚意に甘えさせていただきました。Gracious!

 地上に着くと、上りケーブルカーの列は更に長くなっていました。写真は13時20分時点。

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 ピピラの丘から見たグアナファトの夜景はカンテラ灯で浮かび上がりまた格別とのこと[ぴかぴか(新しい)]でも、今回はセマナ・サンタで大混雑しているため諦めようと思います。
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