テオティワカン遺跡

　今回の旅でツアーに入った一番の目的はテオティワカン遺跡観光のため。古代メキシコにもピラミッドがあり国内にいくつか点在します。その１つがメキシコシティから50km程、北上したところにあるんです。



　でっ、デカい！高さ65m位なのですが、凄く巨大で高く見える～。これワタシには登れないかも…超怯みました

　元々は神事に使われるものであったので観光や登るために作ってあるわけではありません。なので階段の傾斜が急。まずは、太陽のピラミッドから。



途中で休憩するとむしろ疲れるので一気に階段を登り切りました。今のところ、この階段から落ちて怪我した人はいないそうです。登り切った先には最高の眺めがご褒美


眼下に見えるのは、もう一つの月のピラミッド。

このピラミッドを下りるのがまた恐怖で…。登りより大変～でも、アンコールワットの階段みたいに幅が狭いわけではないので足が階段からはみ出ることはなく歩きやすいです。明日は筋肉痛かなぁ。膝がガクガク。



　死者の道を通って、今度は月のピラミッドに。これらピラミッドの頂上で生贄を捧げていたそうなのですが、かなりエグイ話しですねー。



月のピラミッドはてっぺんまで登れませんでしたが、中腹からは太陽のピラミッドを中心にテオティワカン遺跡を一望でき、頑張って登ってよかったー



　紀元前にテオティワカン人がこの石組みのピラミッドを建てて、その後いなくなったそうなのですが何者だったんでしょうか？クレーンも無い時代にどうやってこの石を切って積み上げたんでしょうかね。宇宙人の仕業か？その後、アステカ人たちがコレを神殿として使ったらしいのですが、これもまたグロテスクでかなり怖い…。

　メキシコって奇跡だのUFOだの、ピラミッドだのと神秘的な話しでいっぱいです。
　
　何はさておき、このピラミッド、真夏に来なくてよかった。登頂したら汗びっしょりで、もっと疲れただろうなぁ。なぜかこの後、筋肉痛がなかったのは、これまた奇跡なのでしょうかね。

タグ：世界遺産

メキシコシティ市内観光

　メキシコの首都メキシコシティの旅は初めてなので市内観光が含まれる便利な1日ツアーに参加しました。日本語ガイドが付いてバスで色々連れてってくれるから楽ちん。

　メキシコシティ中心部にある歴史地区ってこんなところです。

　メトロポリタン・カテドラル。16世紀に建てられた中南米最大と言われる総本山的な寺院。400年前に伊達藩の支倉使節団も訪れたそうな。

メキシコと言えば、この教会がパンフレットやカレンダーに登場しますね。でもパンフレットみたいに上手く撮れない～

内部も豪華です。


国立宮殿。


街の中には遺跡があったりします。工事中に偶然発見されたそうで、この辺りにはまだまだアステカ王朝の歴史が地中に眠っているのでしょう。



メキシコシティは湖の上に作られた街のため地盤沈下で傾いている建物を街中で時々見ます。でも、9月に大地震があったにもかかわらず全然被害が見られないので、思った以上に耐震ができているなぁと思いました。

　そして、奇跡のマントで有名なグアダルーペ寺院へ。一瞬、教会というより代々木体育館が頭に思い浮かんだのですが、こちらメキシコを代表する建築家ペドロ・ラミレス・バスケスの作品だそう。ステンドグラスの部分などかなり独特な作り。日曜礼拝と観光客でごった返していて全然ゆっくり見られない。



ちょうど一時帰国中に日本の民放で放送されていたのですが、今から500年前に褐色の肌をした聖母マリアがこの地に降りてきて、その姿がマントに浮かび上がったらしい。マントは500年色褪せることなく今日まであるそうです…



絵の真下には混雑緩和のための短い歩行用エレベーターが３列あります。ビックリだけどいいアイディアですねいい写真を撮るには入口から入って一番右側のエレベーターに乗った方がいいでしょう。


ピンぼけでスミマセン

　尚、お嫁さんたちにとって、この教会での結婚式は超人気が高いそうですほとんどの人が抽選にハズレちゃうんだって。