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ゴンザレス・ルナ邸 [グアダラハラ観光]

 先週と打って変わって今週のグアダラハラは寒い日が続きました。朝、登校時は気温が10度代のためセーターを着て、そのまま午前中を過ごす感じです。ただ日中は日差しが強く暑~いっ[あせあせ(飛び散る汗)]毎日着る服選びに困ってます[ふらふら]

 さて、毎週土曜日の午前中は夫のスペイン語家庭教師が来るのですが、急用のため休講のこと。よって、この機会に市内にあるルイス・バラガン建築のゴンザレス・ルナ邸に行くことにしました。ここは、土曜日は午後2時までしか開いてないので、ちょうどよかった。ナイスタイミング!

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 住宅街にあるので、ひっそりと佇んでいると思ったら、観光客がたくさんいたのは想定外。お陰で、すぐに見つけることができました。意外に人気スポットなんだわ。ビックリ!
 写真で見る以上に、鮮やかなクリーム色の外観。ココも入場料無料です[るんるん]グアダラハラって太っ腹。いいの?

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 世界的に有名な建築家ルイス・バラガンはグアダラハラ出身ですが、初期作品に関しては、この周辺にいくつかあるようです。ただ一般に内部公開しているのは、この建物のみ。現在は、バラガンの出身校、グアダラハラ自由工科大学が所有し一般公開していますが、もともとは、法律家兼政治家のゴンザレス・ルナ氏が所有していたもの。

 外観から見るより内部は極めて広く、また鮮やかな色彩の取入れが巧み。思ったより伝統を重んじた様式で、石造りの広い家には、いい具合に自然光が入る天窓が所々あり、また窓枠や階段の手すりに木を用いることによって、室内は優しく温かみのあるムードです。

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 パティオに通じる扉が、唐突にも鮮烈な赤色を用いている。なのに、なぜかいい感じに収まっていて、センスがいいですね~。

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 1929年完成の建物だというのに、なんだかすごいオッシャレ~[るんるん]20代でコレだけの作品をデザインしたなんて、すごいなぁ。
 
 パティオでは、どこかの団体が朝食パーティーをしてました。また、カフェも併設されていて朝食をとっている人もいます。パティオの赤い椅子に座って、木漏れ日の下、ほっこりしてしまいマシタ。なんとも癒される空間です。

 帰り際、受付で西英語併記のパンフレットをくださいました。嬉しい[わーい(嬉しい顔)]

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 ルイス・バラガンの作品は、メキシコシティに数多くあるらしいので、いつか行ってみたいなぁ。


 Casa Gonzalez Luna
 Jose Guadalupe Zuno No. 2083
 Tel: 3615-2242
 営業時間: 月~金 9:00-19:00、土 10:00-14:00

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