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公共料金の支払いに行く [生活]

 最近気づいたのですが、メキシコで2年間生活している間に1回も自分で公共料金を払いに行ったことがないっ!どうやら夫の会社のメキシコ人女性スタッフが代わりに行ってくれていたみたいです[あせあせ(飛び散る汗)]海外生活してると気づかないうちに、いつの間にか人に助けられてもらっていることがよくあります。…本当に申し訳なかったです。。これからは自分で払いに行きます。

 今年の10月から我が家の電気料金も定額制からメーター制になりました。気になる価格はというと…1か月430ペソ。定額制より35ペソ(約210円)上がっただけなのでマズマズかな。これからは2か月に1回請求書が家の扉下からスリップされ、これを持ってソリアナのようなスーパーや7イレブンなどのコンビニのレジで支払う必要があります。

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ただ郵便事情なのか何なのか。請求書の支払い期限が数日後だったりすることが多いんです。万が一支払いが1日でも滞ると容赦なく電気を切るというウワサ(←この部分だけはなぜかキビシイ)なので大急ぎで支払いに行きます。でも我が家は前回デポジットを500ペソ払ってあるから大丈夫かな??
 その他、請求書記載のアプリをダウンロードすれば自宅でクレジットカード払いも可能みたいです。日本みたいに口座引き落としかはあるんだろうか?

 ガス代は銀行払い限定のため最寄りのCitiBanamexへ。

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入り口付近にあるタッチパネルで"CAJA"を選択し番号札をとります。

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後は電光掲示板に自分の番号が表示されたら指定番号のカウンターで支払います。なーんてことない事なんですけど…初回はこういった手続きちょっとドキドキしちゃいますね。
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Rosca de Reyesと東方の三賢人

 クリスマスの主役キャラと言えばサンタクロース??いえいえキリスト降誕の日なのでイエスと母マリアが中心人物なのではないでしょうか。ところがっ、メキシコでは意外にも脇役キャラの東方の三賢人(あるいは東方の三博士)が主役級なんです。 
 その理由の一つがクリスマスが近くなるとスーパーやパン屋の店頭に現れるパンRosca de Reyes。

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東方の三博士という名のパンです。でも、あれれっ。Reyesって王様っていう意味じゃないの?スペイン語では東方の三博士をReyes Magos (de Oriente)って言います。直訳すると魔法使いの王様。Profesorと言った言葉は全然出てきません。ワタシはこの人たちはシリア辺りの天文学者さんたちだと思ってましたが…。魔法使いであったかはさておき天文学を研究している「王様たち」には違いないかと。

 この3人は長年の天文学の研究から、この日に現れた星の下に救世主が現れると予見して其々贈り物と祝福を目的に向かっていたのですが…。三賢人が贈り物を持ってやって来ることが理由なのか、メキシコ人の子どもたちはサンタさんではなくてReyes Magos(東方の三賢人)にクリスマスプレゼントのお願いをするそうです。あっ、近年ではサンタさんと両方にお願いするそうですよ。あってますか?

 そして新年明けの1月6日のDía de Reyes(三博士の日)にこのRosca de Reyesを家族や仲間と分け合って食べながら、お子さまたちはパパサンタよろしくパパ三賢人からプレゼントをもらえるのだとか。

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このパンの中には陶器でできた小さな人形が入っていて、当たりだと2月にみんなにタマレスというトウモロコシでできた食べ物をおごらなくてはならないそうです。幸運なんだか不運なんだか?

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別売りで陶器のお人形売ってます。

 これってフランスのガレット・デ・ロアに似てますね。ワタシも日本では毎年、年明けにメゾン・カイザーとかビゴのパンで買って来て王冠を競いあってました。ロアも王様って言う意味だし王冠被るから、やはり三博士は王様だったのですね。

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過去のワタシの戦利品たち。

 それで、どうして三博士がラテン地域で人気と脚光を浴びているかというとプレゼントをくれるから?ではなく、それぞれのお国に帰った後キリスト降誕の話しを広めたかららしい。
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メリダの街の風景 [メリダ]

 今年のクリスマスはユカタン半島にある都市メリダで過ごしました。カンクン近くのメキシコ南部に位置しグアダラハラと違い温暖な気候です。
 グアダラハラからは格安航空会社のVolarisVIVA Aerobusの直行便で2時間。時差もありません。

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 市内から空港へは10km程の距離で道路も混雑していないため、あっという間に市内に到着できました。どこか長閑でありながら田舎っぽいワケではないコンパクトシティといった感じでしょうか。

 市内はスペイン植民地時代のコロニアルな風景で建物の色はどれも淡いクリーム色や水色といったパステルカラー。

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昔住んでいたマレーシア・ペナン島の英国植民地風景とよく似ています。

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 メリダはスペインのコンキスタドールという征服者たちが16世紀に入植後、植民地都市として発展していった古都。先住民たちとの血みどろの争いの末、征服し作られたこの街は碁盤の目のように整備されています。約500年前の面影を残す植民地時代の美しくコンパクトにまとまった街を歩くのは楽しい。

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ヨーロッパにいるような気分。夏場は日本並みに蒸し暑いそうですが年末は湿気も無く半袖で心地よい観光日和でした。

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 ユカタン半島最大でローマ法王も訪れたというカテドラル。

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クリスマスミサ準備のためなのか残念ながら内部に入ることはできませんでした。
街中には他にも立派なカトリック教会がたくさんあります。

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 メリダはまた野口英世も訪れたことがあるらしく空港から市内に入る道中右手にHideyo Noguchi Hospitalという名の大きな病院を発見しました。黄熱病で有名な野口英世はアフリカやアメリカだけでなくメキシコにも来てたなんて知りませんでした。市内オーラン病院には銅像もあるそうです。

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 またメリダの街を行き交う地元民たちは、白人の多いグアダラハラとはまた違った民族が多く居住してるように思います。特徴としては男性は背が低く頭が丸くて首が短く肩が張ってる感じといったらいいでしょうか。日本人と同じモンゴロイド系のため、なんとなく親しみが沸き日本の〇〇さんに似てるなーと思ったりします。どうでもいいことなんですけどねー。
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